一般内科・生活習慣病

一般内科について

当院の一般内科では、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病をはじめとする慢性疾患まで、各種疾患を内科的に診療いたします。
「調子が悪いのだけれど、どこが悪いのか、何科にかかったらよいのかわからない」というような曖昧な場合も、また不定愁訴や健康上の不安などについても、遠慮無くご相談ください。これまでの臨床経験を活かして、幅広い症状に対応いたします。
(発熱の方は事前に電話にてご相談下さい)

こんな症状はありませんか?

  • 階段の上り下りで息切れがする
  • 胸がムカムカして、食欲がない
  • 背中や胸が突然痛くなる
  • 頭が痛い、ボーとしている
  • 動悸がある、胸に圧迫感がある
  • 頻繁に喉が乾き、よく水を飲むようになった
  • 足がむくんできた
  • 尿のキレが悪い、量が多い、血が混じる
  • 疲れがなかなか取れない、身体がだるい
  • 下痢や便秘、便の色が普段とは違う
  • 咳、鼻水、喉に痛みがある
  • 体重が増えてきた、または痩せてきた

発熱・咳などの風邪症状がある方へ

当院は糖尿病や高血圧症など慢性疾患を抱える患者様の健康と安全を常に考えています。これらの慢性疾患は免疫力が低下し、新型コロナウイルス感染症に感染すると重症化リスクが高まります。院内の構造上の制約から、患者様同士を完全に隔離するのは困難です。そのため現在発熱や風邪症状に関しては、新規患者様の診察を原則停止しております。(外来対応医療機関B型)
かかりつけの患者様であっても、風邪症状などの受診をご希望の際は、事前にお電話でのご連絡をお願いしています。ご連絡なしでご来院された場合は診療をお断りする可能性があります。ご了承ください。

まずはお電話にてご相談ください

診療時間
8:45~12:00/17:00~19:00
※最終受付は、午前診12:00、午後診18:45です。

休診日
火曜午後、木曜、土曜午後、日曜、祝日

外来対応医療機関について

発熱外来は「区分B型 外来対応医療機関」(原則、かかりつけ患者様に限り診療・検査を実施)として大阪府より指定を受け、下記のことを行います。

  • コロナウィルス抗原検査およびインフルエンザウィルス抗原検査

当院ではかかりつけの患者様への発熱診療および検査を限定的に行っております。
検査数には限りがあることから、新規患者様や久しぶりに来院される方の受診をお断りするケースもございます。ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

生活習慣病について

日常生活の習慣が身体に影響を及ぼすことは、多くの人々がご存じだと思います。運動不足、飲酒や喫煙、日々のストレス、暴飲暴食などの悪い生活習慣は、糖尿病や高血圧などのリスクを高めます。そして、脳卒中や心筋梗塞など重篤な疾患に結びつくこともあるのです。
そのため当院では、患者様の個々の状態と生活習慣に基づいて、予防と改善策をご提案しています。生活習慣病で症状が出る際は重症化していることがほとんどです。ぜひ症状がない段階から早急に対応し、一緒に健康な生活を築いていきましょう。

生活習慣病の主な疾患

  • 糖尿病

    糖尿病は、インスリンの分泌が少なくなったり、十分機能しなくなったりすることで血糖値の高い状態が続く病態です。心臓、腎臓、目などへの障害や神経障害など重篤な合併症を引き起こすことがあります。個々人の健康状態により、食事療法、運動療法、薬物療法などを組み合わせて、血糖値を適切な状態に管理する必要があります。

  • 高血圧

    高血圧は心臓から送られる血液の圧力が高い状態です。長期間にわたると、血管の壁が次第に傷つき、動脈硬化のリスクが高まります。動脈硬化は自覚症状がないまま進行しますが、脳卒中・心筋梗塞などにも結びつくため、日頃から血圧の値には注意するようにしましょう。

  • 脂質異常症

    脂質異常症は血中のコレステロールや中性脂肪に異常が生じている状態です。「悪玉コレステロール」が沈着しやすくなったり、血液の粘度が上がったりするなどの要因で、動脈硬化を進行させるリスクがあります。

  • 痛風(高尿酸血症)

    痛風は体内の尿酸値が増加することで生じる関節疾患です。関節の激しい痛みと炎症を引き起こすのが特徴です。また尿酸の結晶化により尿路結石が形成されると、尿の排泄に問題が生じることもあります。さらに、長期間にわたって尿酸値が高い状態が続くと、腎臓に損傷を与える可能性があります。

生活習慣病の治療方法

  • 食事療法

    食事療法の基本は症状に合わせて、必要な栄養素を摂取したり、逆に控えたりすることです。具体的には油や砂糖、塩分を控えて、ビタミンや食物繊維などを積極的に摂取するなどが代表的です。当院では患者様の症例に合わせて、食材の選び方、調理方法などのアドバイスも行っております。

  • 運動療法

    日々の習慣に運動を取り入れることは、血流を改善し、肥満や高血圧、糖尿病などの予防・改善に結びつくことが明らかになっています。ただ患者様の健康状態に応じて、適切な運動強度は異なるので注意しましょう。当院では無理なく運動療法を続けられるように丁寧なサポートを行います。

  • 薬物療法

    食事や運動だけでは生活習慣病をコントロールできない場合は薬物療法を検討するのが基本的な流れです。それぞれの患者様の健康状態や症状に応じて、適切な薬剤は異なります。副作用や相互作用に注意しながら薬剤を選定し、正しい服用方法のアドバイスを行います。